| 横浜市従業員労働組合 2013年度予算・人員・現業・福利厚生・被服・嘱託要求書 〈大学〉 横浜市立大学においては、法人化時に市よりの交付金の大幅削減が行われたほか、第1期中期計画期間中、実際には多くの大学現場で市OB・市派遣幹部職員がコントロールする事務局により予算執行段階での毎年10%の経費削減が行われるなどして教育研究に深刻なダメージを受けた。さらに、昨年度からの第2期中期計画期間においては第1期中期計画期間に比べ約13%の運営交付金の削減が見込まれている。国立大学では、第1期中期計画期間において毎年約1%の交付金削減が行われ教育研究基盤の弱体化が懸念されたが、国立大学の比ではない運営交付金のさらなる削減は、大学の教育研究基盤の崩壊と地域における大学の存在意義の破壊に繋がりかねない。これ以上の運営交付金の大幅削減に歯止めをかけるとともに、予算執行段階での大幅削減を大学の名で市OB・市派遣幹部職員が行うようなやり方を改めること。また、予算編成、執行において現場の教員・固有職員の声を反映すること。 |
2012年9月26日水曜日
大学運営交付金の大幅削減等に関する横浜市長への要求書の提出について
8月30日、職員組合の上部団体である横浜市従業員労働組合(横浜市従)から横浜市長に対して来年度予算等に関する要求書が提出されました。このうち、横浜市大に対する運営交付金の大幅削減(第1期計画期間中に比べ総額で約13%の減)と横浜市大に天下りや派遣をされている横浜市OB、横浜市派遣管理職による予算執行段階での(予算額からの)大幅な削減に関して、市長に要求を行った部分についてご紹介します。
職場集会開催のお知らせ
職場集会を以下の日時で開催しますので、お知らせします。
八景キャンパス: 10月10日(水) 12:05~12:55
(本校舎1階 職員組合事務室の隣の組合会議室)
福浦キャンパス: 10月11日(木) 12:05~12:55
(A209号室)
前回7月の職場集会以降の組合の活動状況の報告や10月に予定している定期大会での規程改正案の説明、各職場の近況、課題についての情報交換等を予定しています。非組合員の方の参加も歓迎します。飛び入り参加も可能ですが、10月5日(金)までに参加の申込をいただいた方には、組合でお弁当を用意します。事前申込は、ycu.staff.union(アット)gmail.com までお願いします。
八景キャンパス: 10月10日(水) 12:05~12:55
(本校舎1階 職員組合事務室の隣の組合会議室)
福浦キャンパス: 10月11日(木) 12:05~12:55
(A209号室)
前回7月の職場集会以降の組合の活動状況の報告や10月に予定している定期大会での規程改正案の説明、各職場の近況、課題についての情報交換等を予定しています。非組合員の方の参加も歓迎します。飛び入り参加も可能ですが、10月5日(金)までに参加の申込をいただいた方には、組合でお弁当を用意します。事前申込は、ycu.staff.union(アット)gmail.com までお願いします。
「本学の職場体制等についての協議要求書」に対する回答状況について
2012年8月2日木曜日
横浜市従業員労働組合2012年度運動方針(横浜市大関連部分)及び第2期中期計画期間における横浜市よりの運営交付金総額について
先週7月27日に職員組合の上部団体である横浜市従業員労働組合(横浜市従)の定期大会が開催され、今年度の運動方針が決定されました。そのうち、横浜市大関連部分についてご紹介します。現在の第2期中期計画期間中における横浜市から大学への交付金の見積額の大幅削減が明らかになっています。
この、市から大学への交付金の見積額に関しては、第2期中期計画の初年度である平成23年度横浜市予算に関する横浜市従への説明会において、職員組合から「第1期中期計画期間においては、市より大学への交付金は計画期間中の総額を6等分した額を毎年交付することになっていたという話であったが、第2期中期計画期間においてはどうなるのか」と質問したところ、「この場では詳細は分からないので後日回答したい」とされたものの、結局、回答はなく、不明のままになっていたものです。
以下お読みいただければ分かりますが、まず第2期中期計画期間中の交付金総額見積もりが約677億で6等分すると1年あたり約113億、実際の交付額が昨年度は約111億、今年度が約115億です。このあたりはより詳細に細目まで見ないと簡単には評価しがたいところです。ただ、第1期中期計画期間中の総額に比べ、第2期中期計画期間中の総額の見積もりは約105億の減、年平均だと18億近くの減額になります。国公立大学中、指折りの厳しい状況が今後も続くことになります。
また、本学の場合、本部キャンパスの校地は借地(国有地)、校舎は横浜市が所有したまま、にもかかわらず来年度以降始まる校舎の建て替え・耐震改修には第1期中期計画期間中の大学の積立金が投入される、附属病院を2つ持っている、予算が(横浜市から出向している管理職の下)実際には全額は執行しないことを前提にされている模様(一定の数値基準が存在している?)で、予算額と実際の執行額の乖離が大きい、等々の特殊要因があり、通常の国公立大学と同列に考えるのは難しい面があります。余裕があれば、本学の財務の実態に関して詳細な分析を行いたいところではあるのですが…。
この、市から大学への交付金の見積額に関しては、第2期中期計画の初年度である平成23年度横浜市予算に関する横浜市従への説明会において、職員組合から「第1期中期計画期間においては、市より大学への交付金は計画期間中の総額を6等分した額を毎年交付することになっていたという話であったが、第2期中期計画期間においてはどうなるのか」と質問したところ、「この場では詳細は分からないので後日回答したい」とされたものの、結局、回答はなく、不明のままになっていたものです。
以下お読みいただければ分かりますが、まず第2期中期計画期間中の交付金総額見積もりが約677億で6等分すると1年あたり約113億、実際の交付額が昨年度は約111億、今年度が約115億です。このあたりはより詳細に細目まで見ないと簡単には評価しがたいところです。ただ、第1期中期計画期間中の総額に比べ、第2期中期計画期間中の総額の見積もりは約105億の減、年平均だと18億近くの減額になります。国公立大学中、指折りの厳しい状況が今後も続くことになります。
また、本学の場合、本部キャンパスの校地は借地(国有地)、校舎は横浜市が所有したまま、にもかかわらず来年度以降始まる校舎の建て替え・耐震改修には第1期中期計画期間中の大学の積立金が投入される、附属病院を2つ持っている、予算が(横浜市から出向している管理職の下)実際には全額は執行しないことを前提にされている模様(一定の数値基準が存在している?)で、予算額と実際の執行額の乖離が大きい、等々の特殊要因があり、通常の国公立大学と同列に考えるのは難しい面があります。余裕があれば、本学の財務の実態に関して詳細な分析を行いたいところではあるのですが…。
| 横浜市従業員労働組合2012年度運動方針 第4章-2 (7)学生や市民に開かれ、職員がいきいきと働ける市立大学をつくる取り組み 地方独立行政法人化から8年が経過した横浜市立大学は、2011年度から2016年度を期間とする「第2期中期計画」の第2年次を迎えています。しかし、依然として安定した運営体制が確立したとは言いがたい状況が続いています。とりわけ病院以外の法人固有全教職員の任期制や公務における「任用」概念を前提にした労働法規に対する無理解など人事・労務関係の諸制度と運用の改善は、安定した運営体制を確立する上でも極めて重要な課題となっています。この間も契約職員、嘱託職員に対する雇い止めやハラスメントなどの人事・労務管理上の問題が顕在化しており、その都度、本部・支部が連携して解決をはかるとともに、雇用期間満了後の嘱託職員の再応募を認める措置を確立するなどの前進もかちとってきました。 また、こうした支部の奮闘や「組合ニュース」を通じた情報発信や問題提起によって、法人固有職員の組合に対する信頼や期待を高め、組合に対する相談を通じて加入につなげる努力を継続してきました。全職員が任期制や有期雇用制という組織拡大を進める上での困難さを乗り越え、要求実現といきいきと働ける職場をつくる土台として、さらに取り組みを強化することが重要になっています。 一方、2012年度予算では、横浜市から市立大学への運営交付金は114億7100万円、うち大学分73億6700万円と前年の111億500万円、69億3300万円から若干の増とされました。しかし、「第2期中期計画(2011~2016年度)」期間中の運営交付金の見積もりは677億2300万円と「第1期中期計画(2005~2010年度)」の781億8600万円から大幅な減額を見込み、国立大学法人と比較しても大幅な運営交付金の削減は継続しており、これに伴う大幅な大学運営経費の削減が強いられていると言えます。 引き続き、中田前市長による独立行政法人化の問題を指摘し、反撃の運動を進めてきたことを土台に、設立者としての横浜市の責任追求と法人に対する安定した大学運営の追求を進めながら、学生や市民に開かれ、職員がいきいきと働ける市立大学をめざして本部・支部の連携を強めながら取り組みを進めます。 1)「第2期中期計画」「中期目標」や「年度計画」に対して、本部・支部が連携して分析・検討を深めるとともに具体化される施策に対する労使協議を追求し、学生・市民の 要求と職員の労働条件・職場環境改善の要求を統一して実現をめざす取り組みを進めます。 2)任期制・雇い止め廃止、大学専門職制度の堅持と運用の適正化、評価制度の改善など を求める取り組みを継続するとともに嘱託職員再雇用時の労働条件継続をはじめとする 要求課題での労使交渉を強めながら、すべての職員が安心して働ける制度確立、労働条件改善の取り組みを進めます。 3)「組合ニュース」による情報発信や問題提起を引き続き強めながら、組合に対する求心力をつくり、組織拡大に結びつける取り組みを進めます。 4)協議が中断している組合事務室問題をはじめ法人全体にかかわる課題に対して、教員組合、病院労組との連携をはかりながら取り組みを進めます。 |
改正労働契約法案と有期労働契約(任期制)について
新聞等で報道されているので既にご覧になっている方も多いと思いますが、改正労働契約法案が衆議院を通過、この原稿を執筆している8月1日時点で参議院厚生労働委員会でも可決され、週内にも成立の見通しです。
この改正案の最大のポイントは、報道等にもあるように、有期労働契約に関して、5年を超えて働いた人が希望すれば無期雇用に転換できるようなる点にあります。ただし、労働組合などから指摘されているように、無期雇用への転換を避けるために、逆に5年到達時に雇止めが行われることになる可能性も在ります。
本学においては、法人化以降、病院の医療技術職員と横浜市よりの派遣職員を除けば全教職員が1年~5年の任期制の下にあり、この改正労働契約法が成立した場合、その運用は死活問題となります。仮に、今後、大学側(というよりは中田前市長下において法人制度を設計した横浜市側というべきかも知れませんが)が、5年に達した有期労働契約の教職員を無期雇用に転換するなら、法人化以降の人事政策の全面的な転換になります。逆に法人化以降の人事政策の堅持を図るなら、最悪、職員の大量雇い止めが発生しかねません。
職員組合としても、今後、勉強会や横浜市従本部と連携して雇い止めを食い止めるための取り組みなどを進めて行きたいと考えています。ただ、何度かお伝えしたような、ここ1年ほどの個別紛争の大量発生という状況が多少なりとも落ち着いてくれないことには、充分な対応もままならないのですが…。
この改正案の最大のポイントは、報道等にもあるように、有期労働契約に関して、5年を超えて働いた人が希望すれば無期雇用に転換できるようなる点にあります。ただし、労働組合などから指摘されているように、無期雇用への転換を避けるために、逆に5年到達時に雇止めが行われることになる可能性も在ります。
本学においては、法人化以降、病院の医療技術職員と横浜市よりの派遣職員を除けば全教職員が1年~5年の任期制の下にあり、この改正労働契約法が成立した場合、その運用は死活問題となります。仮に、今後、大学側(というよりは中田前市長下において法人制度を設計した横浜市側というべきかも知れませんが)が、5年に達した有期労働契約の教職員を無期雇用に転換するなら、法人化以降の人事政策の全面的な転換になります。逆に法人化以降の人事政策の堅持を図るなら、最悪、職員の大量雇い止めが発生しかねません。
職員組合としても、今後、勉強会や横浜市従本部と連携して雇い止めを食い止めるための取り組みなどを進めて行きたいと考えています。ただ、何度かお伝えしたような、ここ1年ほどの個別紛争の大量発生という状況が多少なりとも落ち着いてくれないことには、充分な対応もままならないのですが…。
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