2014年5月30日金曜日

職場集会開催のお知らせ (6/4、11)

 職場集会を以下の日時で開催しますので、お知らせします。

八景キャンパス: 6月11日(水) 12:05~12:55
(本校舎1階 職員組合事務室の隣の組合会議室)

福浦キャンパス: 6月4日(水) 12:05~12:55
(医学研究棟 A209号室)

※会場の関係等で別々の週での開催になります。ご注意ください。

前回3月の職場集会以降の組合の活動状況に関する報告を中心に、各職場の近況、課題についての情報交換等を予定しています。非組合員の方の参加も歓迎します。飛び入り参加も可能ですが、八景キャンパスについては6月6日(金)までに、福浦キャンパスについては、5月30日(金)までに参加の申込をいただいた方には、組合でお弁当を用意します。事前申込は、ycu.staff.union(アット)gmail.com までお願いします。

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「大学は美味しい」フェア

 全国の農学部などを有する大学が集まって、各大学の開発した“大学ブランド食品”を販売する「大学は美味しい」というフェアがあります。第7回の今年は、今週5月28日(水)から1週間、新宿高島屋で開催されています。今年は、全国から40近い大学が出品するようです。

物品の販売だけでなく、食堂での食事の提供(昨年は、話題の近畿大完全養殖マグロの丼など。今年は東京6大学による「六大学コラボ定食」などがメニューに挙がっています)や出展大学の教員による講演もあります。それぞれの大学の学生や教職員が売り子をやっていて、まるで学園祭のような雰囲気です。横浜市大は参加していませんが、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳細については、http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/daigaku2014/ をご覧ください

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FMICS シンポジウム 2014

「FMICS(フミックス)・高等教育問題研究会」は、大学職員を中心に教員、経営者、ジャーナリスト等が加わって活動している高等教育に関する老舗の研究会です。毎月の例会等に加え、年1回、東京でシンポジウムを行っていますが、今年は6月28日(土)、29日(日)に渡って開催されることとなりました。プログラムは以下のようになっています。非会員でも参加可能です。参加申し込み等、詳細については http://www.fmics.org/ に今後、順次掲載されます。

■■FMICSシンポジウム2014■■
桜美林大学四谷キャンパス・地下ホール

6月28日(土)
13:00 受付開始
13:20 シンポジウム開会
総合司会 高木 惇子 (桜美林大学 大学アドミニストレーション研究科院生)

13:30 解題 時代が求める「学生力」を切り込む
菊地 勇次 (文科省 高等教育局私学部財務調査係長)

14:20 主張 語り継ぐ 実践的「学生力」の磨き方
石川 洋美 (芝浦工業大学 名誉理事長)

14:40 休憩
15:00 展望 「学生力」を磨く ミッション・パッション・アクションのカタチ
パネリスト
高知尾 佳孝 (千葉商科大学 教育研究支援オフィス)
志垣 陽 (追手門学院大学 学長事務部長)
永井 秀典 (岐阜聖徳学園大学 学生委員長)
酒井 寛徳 (成城大学社会 イノベーション学部)
乾 明紀 (京都光華女子大学 キャリア形成学科准教授)
比留間 進 (東日本国際大学 副学長)
コメンテーター
菊地 勇次 (文科省 高等教育局私学部財務調査係長)
秋草 誠 (秋草学園短期大学 入試広報室長)
司会
高橋 真義 (桜美林大学 大学アドミニストレーション研究科教授)

17:30 総括
滝川 義弘 (大谷大学 教育研究支援部事務部長)
18:00 閉会

■■オールナイトFMICS2014■■
千駄ヶ谷・日本青年館

20:30 夜プロガイダンス・入浴
21:20 オールナイトFMICS開会
司会 出光 直樹 (横浜市立大学 アドミッション課専門職・学務准教授)
近 雅宜 (酪農学園 三愛精神に基づく健土健民戦略本部局長)

21:30 検証 最新就活で見えてくる「学生力」を考える
渡辺 茂晃 (日経就職ナビ 編集長)

22:10 報告 全国津々浦々
元気元気元気びとのミッション・パッション・アクション  
名幸 妙子 (沖縄大学 地域研究所地域共創センター)
宮原 由美子 (熊本市立城南図書館・児童館 ゼネラルマネージャー)
近藤 浩 (帝塚山大学 学生支援センター)
まとめ
横田 利久 (関西国際大学 事務局長)

6月29日(日)
10:00 オールナイトFMICS閉会

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2014年5月21日水曜日

夏季期末手当に関する要求

 夏季期末手当について、以下の通り要求を行いました。

2014年5月15日
公立大学法人 横浜市立大学
理事長 田中 克子 様
横浜市立大学職員労働組合
(横浜市従大学支部) 
委員長 三井 秀昭

期末手当(6月期)に関する要求書

期末手当について、下記の通り要求します。本学職員および家族の生活の維持、向上の観点からも誠意ある回答をお願いします。


   要求額 2.5月以上
   支給日 6月下旬
    対象 契約職員を含めた本学職員


以上

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大学運営交付金に関する横浜市長への要求と回答

 昨年の8月になりますが、職員組合の上部団体である横浜市従業員労働組合(横浜市従)から横浜市長に対して、横浜市大に対する運営交付金も含めた2014年度予算に関する要求書を提出していました。これに対する回答がありましたので紹介します。

 横浜市従業員労働組合2014年度予算要求

〈大学〉

 市立大学においては、①第1期、第2期の中期計画開始時及び中期計画期間全体での大幅な交付金の削減、②第1期中期計画期間における、ほぼ毎年の交付金の予定額からの大幅削減、③各年度予算の市OB・市派遣幹部職員による執行段階での使用の抑制、④大学の教育研究活動の特質について十分な理解を持たない市OB・市派遣幹部職員による、実際のニーズと必ずしも適合しない年度予算編成など、不安定かつ縮小的な大学運営と適切な資源配分の不足により、教育研究活動に大きなダメージを受けている。はるかに少額の削減しか受けていない国立大学においてすら、法人化以降、教育研究への負の影響が出ていることがマクロデータで確認されつつあり、市大の教育研究の向上を真に望むのであれば、①運営交付金の削減に歯止めをかけ、②毎年の交付金額も安定させると共に、③執行段階での削減を大学の名で市OB・市派遣幹部職員が行うようなやり方を改め、④現場の教員・固有職員の声を反映させた適切な予算編成を行うこと。

回答

 ①②大学部門における学費対象経費として措置されている運営交付金については、第1期中期計画と同様「第2期中期計画(23~28年度)」においても、私学への国補助金相当及び私学との授業料差額相当を交付額の基準として、医学科の定員増を踏まえ、安定的に大学運営がなされるよう交付額を計画し、その交付額等をもとに大学において、予算編成・策定を行っています。③また、執行段階においては、予算に定められた金額を交付しているため、大幅な削減を求めるようなやり取りは行っておらず、計画外の事業支出のあたっても柔軟に対応していると聞いております。④市大からは、予算編成において、学生教育及び経済的支援にかかる経費や基礎的な研究経費については重点的に粗予算措置するなど、大学を取り巻く状況を適切に捉え、教学側と調整した上で、決定していると聞いております。
市・市大とも大変厳しい財政状態が続きますが、市大においては、一般管理費の圧縮や外部研究費の獲得に努める一方、今後も学内で議論を重ねて、更なる教育・研究の充実を図れるよう取り組んでいただきたいと考えております。

 上記の要求に関しては、昨年9月6日付の職員組合ニュース【公開版】(http://ycu-union.blogspot.jp/2013/09/blog-post_6.html)において、①~④の各項目について、具体的な数値に基づいて主張の根拠を示しています。市からの回答は、それに対して説得力のあるものとなっているとは残念ながら思えません。また、「大学において」、「市大からは」等、大学が独立した存在として判断や行動を行っているかのような印象を受ける記述がなされていますが、市大の運営は、上記の組合ニュースでも書いたように横浜市OBである経営者に権限が集中し、実態としてはそのかなりの部分がさらに横浜市OB、横浜市派遣の事務局幹部(事務局長以下、管理部門の管理職の大半を占める他、学務教務系においても増加しています)に委任されている状況であり、「大学」とは、実際には市OB・市派遣幹部を指すものです。

 要求から回答まで相当の時間がかかっており、その間に新たに24年度の決算数値が公表されていて(http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/corp/finance/h24zaimu_report.html)、本来であれば、これも加えて昨年の組合ニュースでの解説を更新すべきなのですが、残念ながら相変わらず問題が山積していること、また、トップダウンの大学らしく文科省の競争的事業への大量の応募が学内に指示された影響などで、分析をやり直している余裕がありません。ご関心の向きには、上記の昨年9月6日付の職員組合ニュース【公開版】の記事と、加えて同じく上記の大学HPにある平成24年度財務レポート(パンフレット版)の数値をご参照ください。

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