2010年10月7日木曜日

相次ぐ固有職員の退職と欠員不補充の問題

 平成17年の法人化以降、固有職員の採用を進めて来た本学ですが、法人化時の混乱と不完全な制度設計、その後の運用の混乱等、労働条件・職場環境の悪化にともない、教職員の退職が相次いでいます。また、年度途中で退職者が出た場合にも、すみやかな人員の補充等の適切な対応はなされず、多くの現場に負担を強いる状況になっています。

 この度も、アドミッションズセンターの固有職員が8月末をもって退職して他大学へ転出しましたが、その欠員の補充がなされないまま、1ヶ月の時が過ぎています。退職の2ヶ月前に申し出があり、十分な時間があったにもかかわらず、また現場からの強い要望にもかかわらず、未だに具体的な対応の様子が見られません。

 アドミッションズセンターでは、昨年も年度途中での固有職員の退職がありましたが、臨時の人材派遣によるその場しのぎの対応しかなされず、非常に負荷のかかる業務を強いられました。

 人員がだぶついている状況ではない事は明白であるにもかかわらず、退職者の業務内容の詳細を報告させるなど、だたでさえ欠員によって繁忙化した現場に対して余計な負担をかけるような要求もおこなわれ、およそ現場の苦労を考えているとは思えない対応がなされています。

 まるで、退職者を引き留めなかった現場に責任があり、その尻ぬぐいは現場ですべきとでも言うのでしょうか? まったくもって、ひどい話です。

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