2015年10月7日水曜日

第5回 「大学職員に必要な“業界知識”(3) -日本の公立大学の特色と危機- 」のご案内

職員組合主催「大学職員基礎講座 -大学と社会に貢献できるプロフェッショナルとなるために- 」の第5回 「大学職員に必要な“業界知識”(3) -日本の公立大学の特色と危機- 」開催について、ご案内します。

前回、前々回は大学の設置者に関わらない共通の問題について取り上げてきましたが、今回は自治体等によって設置される「公立大学」について、歴史や制度、現在の高等教育システムにおけるポジションなどから、その特色と将来について考えてみたいと思います。

日本の公立大学数は、新制大学の発足以降、昭和の間は30数校で推移を続けてきましたが、平成に入ると新たに設置が相次ぎ、平成27年度では86大学と国立大学と同数、大学全体に占める比率では約11%になっています。

この「公立大学セクター」を構成する個々の大学を見ていくと、例えば入学定員ではわずか20人の情報科学芸術大学院大学から1500人を超える首都大学東京まで、設置自治体の人口では3万余の都留市から1000万を超える東京都まで、非常に多様性に富んでいます。上で「自治体『等』によって設置される」と書きましたが、大学の設置者も、自治体、一部事務組合、自治体によって設立された公立大学法人、自治体によって設立された広域連合によって設置された公立大学法人(!)と様々です。そして、特に自治体の制度設計、運用の裁量の余地の大きい公立大学法人制度の導入は、各公立大学の在り方に大きな差異をもたらしています。

例によってごく限られた時間なので、全体を概観するのではなく、いくつかのポイントに絞って話を進めたいと考えています。

10月14日(水) 12:15~12:45
金沢八景キャンパス 職員組合事務室

10月28日(水) 12:15~12:45
福浦キャンパス A103教室



* 資料準備の都合上、開催日の前々日までに ycu.staff.union(アット)gmail.com までお申し込みください。

* 事前にお申し込みいただいた方には、組合員・非組合員に関わらず組合でお弁当を用意します。

* 組合事務室は9月16日から本校舎の西側に移転しています。詳しくは http://ycu-union.blogspot.jp/2015/09/916.html をご覧ください。

* 都合により福浦キャンパスでの開催までの間隔が2週間開いています。ご注意ください。

* 組合員以外の方は、資料代として50円ご用意ください。


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