6月20日付組合ニュース【公開版】でお知らせした福浦キャンパスの医学部教室等の施設設備に関する交渉については、当局側がなかなか交渉に応じようとしなかったため7月6日に再度要求書を提出し、ようやく交渉が実現しました。
以下、主要な事項についての当局側の回答を紹介します。
- ・教室で購入した棚、キャビネット等で非固定の状態のものがあり地震発生時に危険
⇒ 教室の予算で購入したものは教室費で手当てして欲しい
- ・教室内に附属している吊戸棚で老朽化により危険な状態のものがある
⇒ 重量物を載せていたためにたわんだ状態になっていることが確認できた吊戸棚については、何らかの形で修繕したい
- ・東日本大震災時に壁に穴が開いたままになっているところがある
⇒ 板で塞ぐなど何らかの対応をしたい
- ・空調設備で結露のため天井から漏水するものや埃のようなものが吹き出るものがある
⇒ 以前修理したはずだが、調査して必要なら補修修理を行いたい
このように、教室の費用で購入した設備の耐震対応については教室の負担でということでしたが、それ以外については、何らかの形で対応したいという表明がありました。
ただ、他の問題でもそうですが、充分な予算が確保できないためにあくまでも「可能な範囲」での対応になること、また、こういった教室や共用部分での施設設備の問題点が施設担当に把握されておらず、特に安全衛生委員会による職場巡視で発見された問題についての情報が伝わっていないことなど、構造的な課題の存在も浮き彫りになりました(後者については、安全衛生委員会との情報の共有を図りたいという事でしたので、今後はある程度改善するものと思われます)。まずは状況の把握を行いたいという事でしたので、続報があれば組合ニュースでお知らせしていきます。
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